シミ取りに化粧品は効果あり?

MENU

シミ取りに化粧品は効果あり?

シミ取りするのに化粧品は効果ある?

シミ取りに化粧品は効果あり?

薬局やドラッグストアにいくと、「美白」をうたう商品はたくさんあります。

 

コラーゲンやヒアルロン酸、コエンザイム、オードムーゲにプラセンタなど横文字を並べられると、どれも美肌や美白に効果的な気がしてくるものですが、化粧品で美白対策をするのはそもそも可能なんでしょうか?

 

シミの治療となるとよく思い浮かべるのがレーザー治療や光線治療、注射などでしょう。これらはシミに直接的なアプローチをして実際にそれなりの効果があります。でもなかなかそこまで手を出せないという人も中にはいるはずです。

 

またシミを消すことができても、これから出来るかもしれないシミを予防するには、やはりこうした治療とは別のアプローチを考えないといけません。

 

ですから美白化粧品について考えることは大切です。高いものなら良いというわけではありませんが、良質な有効成分を配合したものであればそれなりの効果を期待できます。

 

濃く大きなシミを完全になくすのはあまり現実的ではないにしろ、ある程度薄くしたり抑制することは可能です。ではシミ対策に有効とされる化粧品の成分について少し見てみましょう。

 

トレチノインの効果

「トレチノイン」という成分は「ハイドロキノン」という成分と共によく効果がささやかれているものです。これはビタミンA誘導体のことですが、もともとヒトの血中にもある成分のためアレルギーがないのがメリットです。ではトレチノインの具体的な効能ですが、この成分には肌のターンオーバーを促進してくれるといううれしい役割があります。

 

どうしてターンオーバーが良くなるとシミにいいかと言うと、シミの元として表皮から透けて見えるメラニン色素はこのターンオーバーによって排出されるからです。ヒトの体は細胞分裂を繰り返していることは学生の頃にならって誰でもよく知っていると思いますが、肌細胞というのは一定の周期で生まれ代わっています

 

古い細胞はアカとなってはがれ、内側から来た新しい細胞にとって代わられます。その周期は順調だと28日くらいですが、残念ながらこの周期は一生の間同じリズムにキープすることは難しいです。ターンオーバーが乱れるのはよくあることで、加齢を始めストレスや洗顔のし過ぎ、紫外線の影響、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などいろいろな影響が原因します。

 

生活習慣はシミにも影響してくるわけですが、ターンオーバーが順調でないと排出されるべきメラニン色素がちゃんと出てきません。引きこもりの人のように居座ってしまうことがあるのです。ですからトレチノインによってこの新陳代謝が進むことでシミ改善につながるのです。

 

ただしこの効果の高い成分にはデメリットがあります。この成分は刺激が強いことが指摘されていて、乾燥肌につながってしまうことがあります。乾燥すれば意味がありませんから、用法や用量に関しては皮膚科専門医によく相談して使うようにしましょう。また一般に妊娠前後の女性には、お腹の子どもへの影響を考慮して使用が勧められません。

 

ハイドロキノンの効果

ハイドロキノンもトレチノイン同様強力な作用を持つ成分です。この成分はメラニンが生まれるのを阻止する作用があります。メラニン色素の生成について少しだけおさらいすると、メラニンは「チロシン」という物質と「チロシナーゼ」という物質が結びついて出来たものです。

 

ハイドロキノンはこの結びつきを還元する働きがあります。メラニンが紫外線などの影響で酸化すると濃くなってしまいますが、ハイドロキノンはそれをいわば漂白してくれます。白い服についたコーヒーのシミを漂白するイメージです。このハイドロキノンはコーヒーにも含まれる天然成分ということで興味深いのですが、強力な酸化還元作用が注目されています。

 

またさきほどのチロシナーゼの働きを邪魔してくれるのでメラニン生成を未然に防ぐ効果もあります。メラニン色素はもともと紫外線や活性酸素の影響から肌を守ってくれるありがたい存在とされていますが、多すぎたり前述のようにターンオーバーが乱れることで沈着してシミになるので、生成を抑制し還元するハイドロキノンは期待したい成分なのです。

 

ではハイドロキノンに関してはどんなデメリットがあるでしょうか?漂白剤というイメージをそのまま持ってみれば分かりますが、適当に使うと問題が生じることがあります。使い過ぎれば白斑ができたり、刺激があってヒリヒリしたり、さらに紫外線に反応してシミをむしろ濃くすることすらある物質です。

 

ですから必ず用法・用量を守るようにしなければなりません。そのためにはやはり皮膚科専門医に相談するのが一番です。

 

トレチノインにしてもハイドロキノンにしても、シミに有効な働きをする物質はいろいろですが、それにつられていいかげんな化粧品を選ぶのではなく、パッチテストなどを通して慎重にシミケアをしていきましょう。

関連ページ

みっともないシミの跡?なんでできてしまうの?
たとえ肌が全体的に綺麗であったとしても、シミ跡がぽつんとでもあればどうしてもそこに目が言ってしまいがちです。美肌は美人の条件の一つといえますが、綺麗な肌にもシミがあると全体が台無しですよね?ここでは、あるとみっともなく見えてしまうシミの跡が出来てしまう理由についてわかりやすく解説していきます。
シミの原因と病院でできるシミの治療法
年齢を重ねてくると肌のシミが気になるようになってきます。シミが顔の中に目立ってくるとやっぱり年齢を感じさせてしまいますし、印象としても暗く見えてしまいがちです。ここでは、シミが出来てしまう原因と病院でできるシミの治療法についてわかりやすく解説していきます。
シミ取りに効く化粧品の特徴
女性の中でも、目鼻口などのパーツが非常に整っているのに、肌が汚いことで印象が良くなく、損をしている人もいますよね?それだけに、女性にとって肌は美を構成する大事な要素と言えます。ここでは、肌からシミを取って美肌を取り戻すのに有効な化粧品の特徴についてわかりやすく解説していきます。
シミ治療後に心がけることは?
白い服にコーヒーをこぼしたような色白肌のシミは、常日頃から美容を心がけ、いろいろなケアに心を砕く女性にとって、非常にやっかいな存在といえますよね。しみを取るためにレーザー治療などの方法がありますが、この治療をした跡に心がけておかないといけないことについてわかりやすく解説していきます。